45年前の大崎事件で殺人罪などで服役し、無実を訴えて裁判のやり直し=再審を求めている原口アヤ子さんが97歳の誕生日を迎えました。

15日は支援者ら5人が原口さんが入院している病院を訪れ、97歳の誕生日を祝いました。

45年前に大崎町で、男性(当時42歳)が遺体で見つかった大崎事件をめぐっては、原口アヤ子さんが殺人罪などで服役しましたが一貫して無実を訴えています。

4回目の再審請求では福岡高裁・宮崎支部は去年6月、鹿児島地裁の決定を支持して裁判のやり直しを認めない決定を出し、弁護団は最高裁に特別抗告しています。

原口さんは15日の面会で長女からの電話に時折、頷く様子もみられました。

(原口さん支援する 武田佐俊さん)「最高裁で再審無罪確定が、実現してほしいと祈らずにいられない」

大崎事件の弁護団は16日原口さんと面会し、会見を開く予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。