警察によりますと、3月10日に仙台市泉区に住む60代の無職の男性がマッチングアプリを通じて結婚を前提に連絡を取り合っていた人物から、男性の銀行口座残高の画像が欲しいと求められ画像を送信。その後、3月中旬ごろに「姉が有名ショッピングサイトのアジア圏における総括責任者をしていて、あなたのオンラインショップを開設できるそこで卸値で仕入れた商品を定価で販売すれば利益が得られる」などと説明され、指示された取引用の専用アプリを自分のスマートフォンにインストールしました。

その後、指定された口座に商品仕入れ用として3回にわたり合計で現金50万円を振り込み、アプリを操作すると商品が売れ売上金が計上されたように表示されたということです。男性が利益分の出金を申請したところ自分の口座に現金9万6千円が振り込まれたことで、儲け話だと信じこみ3月26日までの間に12回、合計で現金1550万円を振り込んだということです。男性は、その後、アプリに2千万円の売り上げが表示され出金申請を行ないましたが、手数料300万円が必要などと言われ出金できなかったため詐欺の被害に気づいたということです。警察は、SNS型ロマンス詐欺事件として捜査しています。

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