きのう夜、川崎市で職務質問を受けていた男が車を急発進させてバイクに追突し、バイクの男性が死亡しました。

きのう午後9時半ごろ、川崎市宮前区の市道で急発進した乗用車がバイクに追突し、バイクを運転していた川崎市宮前区の会社役員・森一芳さん(51)が全身を強く打って死亡しました。

警察によりますと、事故のおよそ10分前に「路上に車が停止していて、運転手が寝込んでいる」との110番通報があり、駆けつけた警察官が車に乗っていた男に声をかけたところ車が急発進して、700メートルあまり先でバイクに追突したということです。

警察は、乗用車を運転していた自称、東京・大田区の無職・印牧努容疑者(61)を過失運転傷害の疑いで現行犯逮捕しました。

逮捕後のアルコール検査で、印牧容疑者の呼気からは基準値を超える0.6ミリグラムのアルコールが検出されたということです。

印牧容疑者は取り調べに対し、「自分のやったことについてはよく覚えていません」と供述している一方、警察は容疑を過失運転致死と酒気帯び運転に切り替え、事故のいきさつを調べています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。