被害者の女子高生が描いた祖父の絵=14日午後、北海道留萌市

 「絵を書くのが好きでした」。北海道旭川市で川に落とされ殺害された留萌市の女子高生(17)の遺族が14日、共同通信記者に手紙を寄せ、女子高生が描いた祖父の絵を見せてくれた。祖母は取材に「かわいい孫でした」と惜しんだ。また報道陣に向けたメッセージでも「体が帰って来てくれ、本当によかった」と悲痛な胸の内を明かした。  絵は幼少期の作品とみられ、さまざまな色のペンを使い分け、海辺に立つ祖父の姿を描いた。平仮名で「じじ」と記載されている。  手紙によると、家族やいとこの絵を描くこともあった。取材を申し込んだが「今はこれでお許しください」と添えられていた。


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