JRの線路から銅製のケーブルが持ち去られていた事件です。
盗まれたケーブルのほとんどが、偽名で金属回収業者に売却されていたことが新たに分かりました。


警察はすでに逮捕・起訴されている5人が、442本、およそ330万円相当を盗んだことを確認し、捜査を終えました。


この事件は今年2月ごろ、JR宇部線や山陽線の線路に取り付けられていた銅製のケーブルが切断され、持ち去られていたものです。


警察によりますと、すでに逮捕・起訴されている宇部市の会社役員(28)ら5人は、共謀してJR宇部線と山陽線の線路から銅製のケーブルを盗んだとされています。

被害は6件で、盗んだケーブルは442本、被害総額はおよそ330万円相当です。

また宇部署は会社役員らが盗んだケーブルのほとんどを、偽名を使って金属回収業者におよそ31万円で売却したとして、6月14日付けで地検宇部支部に書類送検して捜査を終えました。


5人は、生活費や遊興費などに充てるため、盗んで売却しようとしたという内容の供述をしているということです。

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