新潟市中央区の80代女性から現金200万円をだまし取ろうとした疑いで、19歳の男が現行犯逮捕されていたことがわかりました。警察によりますと、男は調べに対し黙秘しているということです。

詐欺未遂の疑いで3月29日に現行犯逮捕されたのは、大阪府門真市に住む職業不詳の男(19)です。
警察によりますと、男は他の氏名不詳者のグループの一員で、まず共犯者が新潟市中央区に住む80代の女性に、息子になりすまし電話を掛けました。そして「納税のため現金を至急必要としている」などと話し、女性に現金200万円を宅配便で関東エリアにある指定された場所に送るよう指示したということです。女性は指示された通り現金を送りましたが、その後警察に相談。警察が荷物を受け取ろうとした男を現行犯逮捕したということです。現金が入った荷物は事前に配送が停止されていて被害はありませんでした。
警察の調べに対し、男は黙秘しているということで、警察は事件の背後関係などを詳しく調べています。
警察は「宅配便などで現金を送れ」はすべて詐欺、現金は決して送らずに最寄りの警察へ相談してほしいとしています。

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