6月13日、静岡県磐田市にある公共施設の駐車場に、国の特別天然記念物に指定されているコウノトリが姿を見せました。

磐田市によりますと、13日、磐田市敷地の豊岡東交流センターで、「駐車場にコウノトリがいる」と近くに住む人から市に連絡が入りました。交流センターの職員が確認したところ、コウノトリ1羽が駐車場の外灯の上に止まっていたということです。

コウノトリは、職員が近づいても急に動き出すようなことはなく、交流センターの敷地内をうろつく様子も見られたということです。

コウノトリは、かつて全国に生息していましたが、野生での繁殖個体群は絶滅していて、特別天然記念物に指定されています。飛来したコウノトリは、「足環」から千葉県野田市の個体とみられています。

磐田市内の田んぼでは、2020年10月や2022年8月にもコウノトリの目撃情報が寄せられています。

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