1000年の時を越えて咲く神秘の花、松山市考古館の古代ハスが今年も見ごろを迎え、訪れた人を楽しませています。

(滝香織アナウンサー)
「青空の下、鮮やかなピンク色の古代ハスが凛と咲き誇っています」

この古代ハスの種は、中国大連市のおよそ1000年前の遺跡から出土したもので、1996年に愛媛県松山市に贈られました。
今年は、今月8日に開花が始まり、14日の朝は、12輪の花が咲きました。

古代ハスは、1年のうち3日間、午前中のみ花開き、1日目が最も鮮やかなピンク色で、日ごとに淡い色合いに変化するという神秘的な花です。

訪れた人たちは、時を越えて咲く花にロマンを感じながら、写真に収めるなどして、楽しんでいる様子でした。

(訪れた人は)
「ぱあっとした色は目にもいいし、目の保養にもなっていいまた来る」
「もう最高いっぱい咲いてるから心が弾んで嬉しい」

古代ハスは、現在、およそ100輪のつぼみが確認されていて、来月いっぱい楽しめるということです。

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