仙台市の海岸で猛毒をもつ生物がいるとの情報提供がNスタみやぎにあり、記者が現場に向かいました。

そこで見つけたものとは・・・・

金野英介記者:
「宮城野区蒲生にある海岸です。情報提供によりますと、海面にクラゲと思われる生物が漂っているということなのですが、今は見ることはできません。しかし、砂浜をみると青い生物が打ち上げられているのが分かります」

海岸を800メートルに渡り記者が歩いたところ、この謎の生物を10匹ほど見つけることができました。クラゲのようなこの青い生物の正体は一体何なのか?

絶対に触っちゃダメ!

クラゲを飼育している仙台うみの杜水族館を訪ねました。謎の青い生物を動画で確認してもらうと…。

仙台うみの杜水族館 安部奏副館長:
「これはカツオノエボシというクラゲの仲間になります。死んでいても(触手に)毒が残っているので、打ち上げられていても、触ることは絶対にしない方が良い。絶対に触っちゃダメです」

猛毒をもっているカツオノエボシ。刺されるとどのような症状がでるのでしょうか?

仙台うみの杜水族館 安部奏副館長

仙台うみの杜水族館 安部奏副館長:
「激痛でかぶれてしまう。真水や手で流そうとするとそれが刺激になってさらに毒がはじけて悪化するので、基本、海水で流して、そのまま病院に行くなど、手当をしないと痛みが続くので要注意」

カツオノエボシは、死んでいても触手には毒が残っているため絶対に触ってはいけません。水族館によりますと黒潮に乗って北上してきたとみられるということです。

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