2023年の猛暑で品薄となった陸奥湾の養殖ホタテについて、13日に今年度最後の入札が行われました。1キロ当たりの平均落札価格は252円で、最終入札価格としては過去最高となりました。

青森市で行われた陸奥湾ホタテの入札では、14日から今月末にかけて水揚げする予定の養殖2年目のホタテ4658トンについて、取り引きが行われました。

1キロ当たりの平均落札価格は252円で、最終入札としては過去最高となりました。一方で、5月下旬に行われた入札の平均価格よりは27円安くなっていて、全国の主要産地である北海道へ、加工業者の仕入れ先が流れたと見られています。

県漁連 二木春美会長
「加工業者も高く買えば、高く売らなければならない。でも今は、北海道産も入ってきているし、みんなやっぱり安い方に手を出す。そんななかで今回は、こんな影響が出たのではないか」

2023年の夏の猛暑によるホタテの大量死の影響で、今年度の水揚げは12日までに約1万3500トンとなっており、前の年の同じ時期の半分程度となっています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。