長野県塩尻市の長野道で車3台が絡む事故があり、軽トラックを運転していた男性が死亡しました。

上原一将記者リポート:
「赤色灯をつけた警察車両などが停まっています。その前には事故車両が。なかには前面が大きくつぶれた乗用車も停まっていて、事故の激しさを物語っています。」

塩尻市の長野道上り線で事故が発生したのは、午前3時半すぎのことです。

上原記者リポート:
「車体が大きく折れ曲がり、前面が大破しているトラックが停まっています」

警察によりますと、走行車線に停止していた軽トラックに、後続車両が相次いで追突。

軽トラックを運転していた松本市並柳(なみやなぎ)の自営業・小倉久(おぐら・ひさし)さん68歳が、意識不明の状態で病院に運ばれましたが、その後、死亡しました。

乗用車と大型トラックの運転手に、けがはありませんでした。

事故はどう起きたのでしょうか?

現場は、長野道上り線の塩尻北インターから3キロほど東京方面へ進んだ地点。

2キロ以上直線が続きます。

当時は、雨が降っていて路面は濡れていました。

まず、軽トラックが単独事故を起こし、走行車線上に停止。

そこに、後ろから走ってきた黒い色の乗用車が追突し、はずみで乗用車は道路わきのガードケーブルに突っ込みます。

このとき、軽トラックは走行車線に停まったまま。

さらに、後ろから来た後続の大型トラックが追突したと見られています。

当時、通行量は、多くなかったということです。

この事故の影響で長野道上り線は、塩尻北インターと塩尻インターの間で午前10時半過ぎまで、およそ6時間半にわたり通行止めとなりました。

警察では、最初に発生した軽トラックの単独事故の状況を含め、事故の原因を詳しく調べています。

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