「山鉾巡行はショーではない」。プレミアム観覧席に物言いです。

 京都市観光協会はお酒などをたしなみながら祇園祭の山鉾巡行を楽しめる「プレミアム観覧席」を去年、1席40万円で導入し、今年も1席15万円・20万円で販売しています。

 観光協会の理事を務める八坂神社の野村宮司は、「山鉾巡行は神事であってショーではない」と飲酒しながらの観覧を問題視。

 宮司側は13日MBSの取材に対して、協会に対応を求めたものの今年も実施されることを受けて協会の理事を辞任する意向を示しました。

 6月6日には協会側に辞任の意向を伝えたということですが、協会側は宮司から理事を続ける承諾書を11日に受け取ったとしていて「本人と直接話をして考えや意向を聞きたい」としています。

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