警視庁
詐欺事件の被害金返還請求の依頼を巡り、弁護士法違反容疑で元衆院議員の弁護士今野智博容疑者(48)ら11人が逮捕された事件で、依頼者からの着手金の約1割を今野容疑者が受け取り、約9割を弁護士資格のなかった10人で分配していたことが13日、警視庁捜査2課への取材で分かった。 今野容疑者の弁護士事務所「今野法律事務所」は埼玉県深谷市にあるが、職業不詳辻直哉容疑者(51)ら10人は東京都内の拠点で活動していた。 同事務所の職員を名乗り、投資詐欺やロマンス詐欺の被害者に電話で対応。「警察では取り戻せない。取り戻せるのは弁護士だ」「うちの先生は元国会議員」などと持ちかけていたという。
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