兵庫県の斎藤元彦知事に対して、県の元幹部職員が「パワハラ」などとする告発文書を作成し送った件に絡み、さきほど県議会で百条委員会の設置が可決されました。
設置は51年ぶりです。

今年3月、兵庫県の元幹部職員(60)が、「斎藤元彦知事のパワハラ行為や、県内企業からの商品の受け取りなど」を告発する文書を作成し、一部の報道機関などに送りました。

知事は当初、文書の内容は「事実無根」だとし、その後の県の調査でも、「核心的な部分は事実でない」と結論付け、男性職員は勤務中に私的な文書を作成したなどとして停職3か月の懲戒処分となりました。

しかし、告発文の内容に一部事実が含まれることなどから、きょう自民党とひょうご県民連合は、本会議で文書の内容を再調査するための百条委員会の設置を提案し、先ほど85票中50票の賛成多数で可決されました。

兵庫県議会に百条委員会が設置されるのは、51年ぶりだということです。

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