きょうの山形県内は高気圧に覆われ朝から晴れて気温がぐんぐん上昇しました。

山形市と長井市では最高気温32度を超え、17地点で、真夏日となりました。

大内希美アナウンサー「強い日差しが降り注いでいて立っているだけでもじわっと汗が噴き出るような暑さです。こうしたなか、こちらのさくらんぼ園では急ピッチで収穫が進められています。」

寒河江市のこちらのさくらんぼ園ではきょうの午後も、従業員4人が額に汗をかきながら佐藤錦の収穫作業を行っていました。

園の人「汗はひどいですね。しぼれるくらいです」


それもそのはず、山形地方気象台によりますと、きょうの最高気温は、山形市と長井市で32・0度を超えるなど県内22の観測地点のうち17地点で、30度を超える真夏日となり、21地点で、今年の最高気温を記録しました。


こうしたなかでもさくらんぼ農家が休まず収穫を続けるのには理由があります。

さくらんぼ農家 吉成強さん「糖度が増すのはいいがその分、熟すのも早くなって実も柔らかくなってしまう。とにかく痛む前に早く出荷する」


さくらんぼの収穫作業は連日早朝4時過ぎには始まります。

今年は気温の高さから実が熟すのがはやいため、従業員総出で、収穫と出荷の作業を進めているということです。


さくらんぼ農家 吉成強さん「お客さんにいい状態でお届けできるように。毎日、収穫する人は大変だが作業してもらっています」

さくらんぼシーズンの県内。この後は、15日ころまでは30度を超える気温が高い状態が続きそうです。

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