熊本県南地域での新たな物流拠点の建設に向けて、熊本県と八代市、企業による調印式が行われました。

熊本県や八代市とともに覚書を締結したのは、東京に本社がある香港系の物流不動産会社「ESR(イーエスアール)」です。

TSMCの熊本進出で物流の活発化が期待されることから、覚書では、国際クルーズ拠点である八代港周辺で民間投資を呼び込むことなどを盛り込みました。

出席したESRのスチュアート・ギブソンCEOは、県南地域での物流拠点の建設などを念頭に、今後、10億ドル(1570億円)規模の投資を行う意向を示しました。

ESRは、従業員や運転手の労働環境も重視した物流施設の建設が強みです。

具体的な建設場所や投資額などは未定ですが、実現すれば、九州では福岡県朝倉市の拠点に続き二つ目の施設となります。

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