去年、記録的な大雨で大規模な浸水被害が発生した福島県いわき市内郷地区の消防署が、12日、梅雨入りを前に救助訓練を行いました。

いわき市内を流れる夏井川で行われた訓練には、内郷消防署の隊員などおよそ40人が参加しました。いわき市では去年9月、台風などによる大雨で、大規模な浸水被害が発生し、消防はボートなどを使って救助活動にあたりました。

救助の技術を高めようと行われた12日の訓練では、人に見立てたブイまで隊員が声を掛け合いながらボートを漕ぎ進めていました。

いわき市内郷消防署・大泉潤一署長「すでに避難が危険だと判断した場合には2階など垂直避難を実施してください。我々消防も水難救助訓練を通して市民の安心を守るために精一杯努力する」

いわき市内の消防署では、7月も大規模な訓練を行うということです。

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