12日、麦茶の原料などに使われる大麦の今年初めての検査が、宮城県一の産地、石巻市で行なわれました。地元で収穫された大麦「ホワイトファイバー」およそ114トンが持ち込まれ、JAの検査員が、水分の量や粒の揃い具合などを調べました。今シーズンは比較的天候に恵まれて、いつもより1週間ほど早い5月30日から収穫が始まりました。検査の結果、品質は、例年並みの「2等」でした。

JAいしのまき亀山宏道課長:
「麦茶の原料として多く使われている。(作付面積は)いまが一番多いような感じなので、このまま面積を減らさずに現状維持でいければ」

大麦は健康志向の高まりなどから生産量は増加傾向にあります。県内一の産地、JAいしのまき管内では、今年の収穫量がおよそ2200トンと、去年を200トン以上上回る見込みです。大麦の収穫は6月いっぱい続きます。

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