警察に虚偽の通報をして業務を妨害したとして、広島県警は11日、住居不詳で風俗店従業員の男(21)を偽計業務妨害の疑いで逮捕しました。

警察によりますと、男は4月13日午前6時35分ごろから45分ごろまでの間、広島市南区松川町にある公衆電話を使って、「広島市南区金屋町のマンションで未成年者被害の性犯罪が発生した」などと虚偽の110番通報を行い、警察官に不必要な捜査をさせるなど業務を妨害した疑いが持たれています。

警察の調べに対し、男は「電話はかけたが、詳しいことは覚えていない」と容疑を否認しているということです。

通報を受け、警察官が現場付近で事情聴取などの捜査をした結果、男の通報が虚偽だったと判明したということです。

警察は、男の動機など詳しいいきさつを調べています。

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