中学生の硬式野球日本代表に九州から唯一選ばれた選手が、大分県佐伯市にいます。野球の本場、アメリカでの国際大会に向けた思い聞きました。

大分県南部で活動する中学生の硬式野球チーム、大分南リトルシニア。部員26人を束ねるキャプテンの嶋原風雅選手はこの夏、世界に挑みます。

(大分南リトルシニア3年・嶋原風雅選手)「もうちょっと信じられない気持ちだったんですけど、びっくりしました」

嶋原風雅選手

嶋原選手は、7月にアメリカで開催される中学生の国際大会に日本代表の選手として九州から唯一選ばれました。

(嶋原風雅選手)「ホームラン打ったときなんですけど、芯に当たって飛んでいくのを見るのがもう一番気持ち良いです。自分はバッティングが持ち味だと思っているので、長打を打ってアピールして、自分を出してもらえるようにしたいです」

176センチ・84キロの右投げ右打ち、エースで4番の大黒柱として、春の九州大会ではチームを優勝に導きました。

チームの先輩、オリックスの佐野皓大も指導した野々下監督は嶋原選手の実力に太鼓判を押します。

(大分南リトルシニア・野々下直人監督)「打球の角度、飛距離が間違いなく私が見た中では、トップクラスの選手だと思います。人間的にも素晴らしいですし、中学3年生にはなかなか、いないような選手です」

野々下直人監督

ひたむきに努力するキャプテンはチームメイトからも愛される選手です。

(チームメイト・加茂勇人選手)「チームのことも、他の人の周りのことも、人一倍に考えて行動できたり、プレーできたりする最高のキャプテンです」

憧れのメジャーリーガー・鈴木誠也のようなホームランアーチストになるべく、日の丸を背負って戦う初めての舞台に胸を躍らせています。

(嶋原風雅選手)「まず自分をアピールして、4番で出て相手ピッチャーからのホームランを打つというのが一番の目標です。憧れの鈴木誠也選手と同じメジャーの舞台で自分も活躍できるようになりたいです」

日本代表が9連覇を目指す中学硬式野球の全米選手権は7月にアメリカ・イリノイ州で行われます。

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