広島県三原市に住む女性(60代)が、現金約300万円をだまし取られていたことがわかりました。

警察によりますと、4月2日午前9時ごろ、女性の自宅の固定電話に日本年金機構を名乗る男から電話がありました。男は「税改革があり還付金がある。10月3日に書類を送ったが届いていないか。書類がなくても手続きできるので急いで欲しい。キャッシュカードを持って銀行以外のATMへ行って。後ほどこちらから連絡する」など話し、女性は携帯電話の番号を伝えたといいます。

その後、女性が商業施設内のATMに着くと、男から電話があり、指示されるまま4月2日から4日までの間、6回にわたって現金を振り込み、合わせて299万5704円をだまし取られたということです。

女性が親族に相談したところ、詐欺を疑われたため、警察に届け出て事件が発覚しました。

警察は、「還付金をATMで受け取れることはありません」と注意を呼びかけています。

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