犯罪によって得られた金と知りながらも現金129万円を受け取ったとして、仙台市青葉区木町通2丁目の無職、大橋和之容疑者(35)が逮捕されました。
大橋容疑者は、匿名・流動型犯罪グループ=「トクリュウ」の仙台の拠点でのリーダー格だということです。

警察によりますと大橋容疑者は、11日に窃盗などの疑いで逮捕された男女26人の特殊詐欺グループが犯罪によって得た金だと知りながらも、2023年8月に現金129万円を千葉県市川市内の郵便局から現金書留で仙台市内に郵送させ、受け取った組織犯罪処罰法違反の疑いが持たれています。
警察は、捜査に支障があるとして大橋容疑者の認否を明らかにしていません。
合同捜査本部や宮城県警では、これまでに5都府県の特殊詐欺グループの犯行拠点10か所で家宅捜索を行っていて、宮城県内でも、仙台市青葉区にある拠点3か所と大橋容疑者の自宅で家宅捜索をしたということです。
警察によりますと、大橋容疑者はSNSなどで離合集散を繰り返す犯罪集団「トクリュウ」の仙台拠点のリーダー格と見られています。
警察は、家宅捜索の押収品などから大橋容疑者が受け取った金の流れや特殊詐欺グループとの関係性などについて調べを進めています。

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