祭り本番に向けて順調に作業が進んでいます。青森県弘前市では、弘前ねぷたまつりまで2か月を切る中、絵師たちによるねぷた絵の制作が佳境を迎えています。

一心不乱に筆を走らせるのは、ねぷた絵師の三浦呑龍さんです。三浦さんは2024年、6つの団体のねぷた絵を担当していて、現在、手掛けているのは「水滸伝九紋龍(すいこでん・くもんりゅう)奮闘の図」。

九紋龍は、水滸伝に登場する体に9つの龍の刺青を彫った人物で、三浦さんは、その勇ましい闘いの姿をイメージし描いています。

ねぷた絵は、8割ほど完成していると言いますが、今が作業の佳境です。

ねぷた絵師 三浦呑龍さん
「全国的にはいろいろ災害とかがあった所もあるし、幸い弘前は大過なくねぷたまつりを迎えられるという状況です。(みなさんの)期待にこたえられるように、そういう絵であってほしい」

ねぷた絵は7月中旬に各団体に引き渡され、8月1日に開幕する弘前ねぷたまつりで勇壮に街を練り歩きます。

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