今年4月、福岡県春日市の空き家に侵入して金品を盗もうとしたとして、ベトナム国籍の男4人が8日、逮捕されました。また、その男4人を自宅にかくまったとして同じ国籍の男も逮捕されています。

邸宅侵入、窃盗未遂の疑いで逮捕されたのはいずれもベトナム国籍で福岡県宗像市日の里に住む、自称アルバイトのド・ヒュー・カン容疑者(27)、無職のファム・バン・タイン容疑者(22)、無職のド・ダット容疑者(24)、無職のドー・シー・ホン・クアン容疑者(23)です。

ド容疑者ら4人は今年4月、福岡県春日市にある空き家に侵入し、金品を盗もうとした疑いが持たれています。

警察によりますと、空き家は福岡市に住む60代の女性の実家で、当時は誰も住んでいなかったということです。女性が掃除のために空き家を訪れたところ、部屋が荒らされていたことから事件が発覚しました。

その後の防犯カメラなどの捜査からド容疑者ら4人の関与が浮上したということです。

警察は4人の認否を明らかにしていません。

福岡県春日市や筑紫野市などでは去年12月と今年4月に、空き家から現金や貴金属が盗まれる事件が約50件発生していて、警察はド容疑者らが関与しているとみて、余罪も調べる方針です。

また、ド容疑者ら4人が宗像市日の里にある団地の一室に出入りしていたことなどから、警察はこの部屋に住むベトナム国籍で工場作業員のタイ・トゥン・ズオン容疑者(26)を、ド容疑者ら4人が犯罪をしたことを知りながら、自宅にかくまったとして、犯人蔵匿の疑いで逮捕しました。取り調べに対し、タイ容疑者は「4人をかくまうために私の家に住まわせていません」と容疑を否認しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。