大学教授の推薦状を偽造して奨学金をだまし取ろうとした疑いで、岡山市北区に住む中国籍の大学院生の男が逮捕されました。

有印私文書偽造・同行使と詐欺未遂の容疑で逮捕されたのは岡山市北区東古松に住む中国籍の大学院生の男(29)です。警察によりますと男は、留学生対象の奨学金を不正に受給しようと考え、申請に必要な大学教授の推薦状に、自分で教授名を署名して推薦状を偽造、今年2月16日に書類一式とともに提出し、大学職員を介して兵庫県尼崎市の財団に提出させ、年額約80万円の奨学金をだまし取ろうとした疑いが持たれています。

大学が、男のほかの審査の過程で認識していない申請があることに気付き、本人に確認したところ偽造を認めたため、先月(5月)警察に相談していました。調べに対し男は「推薦状に教授の名前を書いて作成したことは間違いないが、だまし取ろうとは考えていなかった」と容疑を否認しているということです。

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