新潟県柏崎市の櫻井雅浩市長が柏崎刈羽原発で保管している使用済み核燃料を、むつ市の中間貯蔵施設へ搬出するのを前に、6月中にも宮下知事などと面談することで調整していることがわかりました。

新潟県 柏崎市櫻井雅浩市長
「柏崎刈羽原発のサイト内にある使用済み核燃料を、むつ市へ移動させる計画が7~9月なので、受け入れる側の青森の考えを伺っていきたい」

新潟県柏崎市の櫻井雅浩市長は、きのうの会見でこのように述べ、宮下宗一郎知事とむつ市の山本知也市長と、6月中にも面談することで調整していることをあきらかにしました。

柏崎刈羽原発の使用済み核燃料は、2024年7月~9月にかけて核燃料を入れたキャスク1基をむつ市の中間貯蔵施設へ搬出する計画です。

これを受け、中間貯蔵施設の事業者・RFSは、キャスクを受け入れる前に県とむつ市と安全協定を締結することになっています。

協定の締結前に県・むつ市・柏崎市の面談が実現して、情報の共有が進めば、締結の可否を検討する材料の1つになることが見込まれます。

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