広島東洋カープの大瀬良大地投手が7日、ロッテとの交流戦で先発し、ノーヒット・ノーランを達成しました。球団では前田健太投手が2012年4月6日・DeNA戦で達成して以来、5人目の快挙です。

マツダスタジアムに駆けつけたファンは、12年ぶりの快挙に興奮が収まらない様子でした。

9回のマウンドに上がった大瀬良投手は、2死の後、四球で走者を2人出し一・二塁に。その状況をスタンドで見つめていたファンは「心臓がバクバク。頑張れ、頑張れって見ていた」と話します。それでも最後の打者を打ち取りノーヒット・ノーランを達成。「もう放心状態でした」とふり返りました。

その瞬間、飛び上がって叫んでいたという女性ファンは「感動で涙が出た。一生の思い出になった」と興奮気味に話しました。

大瀬良投手のファンだという女性も9回は「祈るような気持ちで見ていた」といい、「最高の試合に来られた」と笑顔を見せました。

広島市の男性ファンは、「大瀬良選手が試合を締めたときに、めちゃくちゃ涙が出た。最後めっちゃ泣きました」と目を腫らしていました。

球団史上5人目の快挙に、マツダスタジアム周辺は歓喜に包まれていました。

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