7日未明、北海道名寄の食肉加工工場にクマが現れ、ごみが入った袋を荒らしました。この工場には、先週もクマが侵入していました。

7日午前2時半ごろ、名寄市日進の食肉加工工場にクマ1頭が入り込み、袋を引きずる様子が防犯カメラに映っていました

谷本洋記者
「クマはこちらにあった袋を、4、5メートル先までひきずって中身を荒らしたということです」

警察によりますと、袋には、肉を包んでいたビニール袋などのごみ、約100キロが入っていましたが、袋が引きちぎられ周囲に、ごみが散乱していました。

また、ごみの一部と、クマのふんのようなものが、工場に近い、名寄川の河川敷で見つかっています。

この工場では先週金曜日にも、屋外に干していた牛の皮が持ち去られる被害があり、クマによるものとみられています。

警察と名寄市は、クマが同一個体の可能性もあるとみて調べています。

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