福岡市南区の男性(60代)が、SNSでやりとりをした日本人女性名義のアカウントなどから投資話を持ちかけられ、現金約3400万円を騙し取られていたことが明らかになりました。

警察によりますと、男性は今年2月下旬、経済の専門家が「経済について情報共有します」とうたったSNS広告を通じて、投資に関するトークグループに参加しました。

その後、専門家のアシスタントを名乗る日本人女性名義のアカウントから、「アドバイス通りにすれば必ず利益が出る」などと投資話を持ちかけられ、「投資のための口座を開設する必要がある」と指示を受けました。

その後男性は、指定された口座に6回にわたり計1500万円を振り込んだということです。

アプリ上で資産が2億2300万円に増えたと表示されていたことから、男性が出金しようとしたところ、手数料として1900万円を要求され、2回にわたって1800万円以上を送金。

今月3日に振り込まれるはずの利益が振り込まれず、連絡も取れなくなっていたことから被害が発覚しました。

だまし取られた総額は約3400万円に上ります。

警察は、SNSで投資話を持ちかけ現金などをだまし取る手口の詐欺が相次いでいることから、面識のない人にお金を振り込まないよう注意を呼びかけています。

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