洋風居酒屋を営んでいた新潟県阿賀野市の『happy smile eat』が、5月29日に新潟地裁新発田支部から破産開始の決定を受けていたことがわかりました。
販売不振が原因とみられています。
民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと、負債総額は約4000万円で、新潟県内155番目の新型コロナウイルス関連倒産だということです。

2017年に設立された『happy smile eat』は、創業者がオーナーシェフとして新潟市東区で展開していた洋風居酒屋「ビストロ Lanteme Rouge(後の 新潟肉バルあべじ)」や「お肉キッチン粟山バルランタン」のほか、阿賀野市保田の「酒処あべじ」も加えた3店舗体制で運営を行っていました。

一方で、2020年4月に新型コロナウイルス感染症まん延による緊急事態宣言が発せられて以来、5月に1店舗、翌年9月にも1店舗と、1つずつリストラしながら凌いでいましたが、飲食店業界として新型コロナウイルス禍の影響を受け資金繰りも悪化。
2023年3月に最後の店舗を閉鎖して営業を停止した後、今回の破産に至ったということです。

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