三重県内ではことし4月以降、ツキノワグマとみられる目撃情報が19件寄せられていて、過去最多だった昨年度を上回るペースとなっています。
三重県によりますと、県内ではことし4月からの2か月間で、ツキノワグマとみられる目撃情報が8つの市町で19件寄せられたということです。
これは、1年間で40件と過去最多を記録した昨年度の同じ時期(1件)を、大きく上回るペースとなっています。
自治体別では、熊野市の6件が最も多く、次に多いのが尾鷲市の4件となっています。
また、熊野市や尾鷲市といった県南部だけでなく、いなべ市や鈴鹿市などの北部でも目撃情報があるということです。
県は、山に入る際はクマよけの鈴を身につけたり、ラジオをつけるなどして自分の存在を知らせるなどの対策を講じるよう呼びかけています。また、県はきょうからクマが目撃された場所が地図上で把握できる専用サイトをホームページに開設し注意を呼びかけています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。