電動キックボードの運転で義務づけられている自賠責保険に加入していなかったとして、73歳の男性が書類送検されました。

警察によりますと書類送検された名古屋市守山区の73歳の男性は去年11月、守山区で自賠責保険に加入せずに電動キックボードを運転したなどの疑いがもたれています。

(島越翔平記者)
「電動キックボードに乗った男性は赤信号の横断歩道を渡り、右折してきた車に衝突しました」

男性は去年11月、守山区桜坂の信号交差点で、電動キックボードを運転中に信号を無視して車と衝突したほか、12月にも車と衝突する事故を起こしていました。

男性は当初、義務付けられているナンバープレートも付けていなかったということです。男性は一度目の事故を起こした際、警察の調べに対して「ルールを分かっていなかった」などと話し、二度目の事故を起こした際には「保険入らないいけないことはわかっていたが、歩道を走るぶんには問題ないと思っていた」と話していたということです。

電動キックボードは去年7月の道路交通法の改正で、自賠責保険に加入することが義務付けられていて、警察はルールを守って運転するよう呼びかけています。

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