九州大学病院に侵入し、銀歯1個を盗んだとして逮捕された歯科医師の男性(38)について、福岡区検は起訴しないことを決めました。

男性歯科医師は2023年8月、夜間に福岡市東区の九州大学病院に侵入し、銀歯1個・時価約7600円相当を盗んだとして、建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されました。

警察によりますと、男性歯科医師は過去に九州大学病院に勤務していたことがあり、取り調べに対して「間違いありません」と容疑を認めていました。

福岡区検はこの男性歯科医師について、6月5日付で不起訴処分としました。理由については「諸般の事情を考慮した」としています。

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