富山県の高岡市は能登半島地震で液状化被害を受けた宅地の復旧支援事業などを盛り込んだ過去最大規模の6月補正予算案を発表しました。宅地への工事費用を補助するのは富山県内で初めてです。

高岡市の6月補正予算案は、一般会計で49億119万円で地震関連では液状化被害を受けた世帯に対する復旧支援事業など25億円余りを盛り込みました。

液状化による宅地の復旧支援事業は「一部損壊」以上の判定を受けた世帯が対象で宅地の壁の修復や地盤の復旧工事を行う場合、工事費の3分の2、最大で300万円が補助されます。

このほか、復興を着実に進めるために「復旧・復興推進基金」を新設し積立金として7億円を盛り込みました。

1分1秒大切にしながら当局はやっている…

一方、被災した自治体をめぐっては「少しでも財政負担を軽減したい」として、氷見市の林市長が自身の夏のボーナスを5割カット。これについて聞くと…。

高岡市 角田市長:「首長それぞれが判断されることだと思います。私自身は被災者の方々にしっかりと届く施策をこれからも作っていくのが役割でありますし、それに対する財源措置も十分に出来ておりますのでこれかも被災者意見等々聞きながら進めていくものだと思っています。ボーナスがいくら出るかとか自分がボーナスもらえるとかそんなことを今考えている余裕はないです。正直言って。本当に1分1秒大切にしながら市当局はやっていますので自分がいくらもらえるから何割切った方がいいといった判断は考えたこともないです」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。