熊本市にある旧熊本市民病院の跡地。巨大な水たまりができていました。
去年7月に解体工事が完了してから度々確認されていて、土地を管理する熊本市民病院によりますと、今年3月~4月にかけて排水作業をしたということです。
しかし…5月下旬。雨が降るたびに大きな水たまりができています。地域住民はこの水たまりに対して不安を抱えていました。
「ボウフラがわくんじゃないかという声が聞こえてきますね」
「蚊の発生が一番(気になる)」
水たまりは蚊の発生源?
水たまりについて、蚊の専門家・アース製薬の有吉立(ありよし りつ)さんに聞きました。
アース製薬 有吉立さん「水たまりが蚊の発生源になりやすい。卵を産む場所は水なんですよ。水たまりが卵を産むにはいい場所になる」
蚊の発生につながる水たまりは家庭でも注意が必要です。
有吉さん「1匹につき1立方センチメートルの水で育つと言われています。ペットボトルのキャップ1つで1匹ぐらい育つ」
蚊が発生するまでの期間
では、どれぐらいの期間で蚊が発生するのか。
まず蚊の卵は1日~2日程度でふ化します。そして1週間ぐらいは幼虫の期間。その後さなぎになって、その2日後ぐらいに成虫になり飛び立ちます。
植木鉢の受け皿などに水がたまると、すぐに蚊の発生につながるのです。
有吉さん「家の周りから、ちょっとの水でもなくした方がいいです」
蚊に好かれる人の特徴は?
今回、専門家にいくつか蚊の知識を教えてもらいました。
アース製薬の有吉さんによりますと、蚊は特に「汗ばんで、二酸化炭素が出ている体」を好むそう。帰宅時は特に注意が必要です。
キャスター「お酒を飲んだ時やその夜は、蚊が寄ってくると言いますよね」
また「黒い服」「体温が高いほう」が狙われやすいといいます。黒い服を避けたり、虫よけなどを活用したりして、乗り切りたいところです。
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