まるで初夏を思わせる陽気で、一気に開花が進んだ青森県内のサクラ。青森テレビでは今週、各地のサクラの状況をニュース内で中継でお伝えしています。16日は平川市の猿賀公園。園内でも一気に開花が進み、まもなく満開を迎えそうだということです。以下、俵谷理瑶アナウンサーの報告の全文です。

水面に、たくさんのソメイヨシノが淡く浮かび上がっています。猿賀公園の見どころの一つ、鏡ヶ池に映る夜桜です。(16日の)平川市では、夕方から断続的に雨が降り続いていますが、日中は過ごしやすい天気となり、サクラも綺麗に花開きました。

猿賀公園にはソメイヨシノを始め、シダレザクラやヤエザクラなど、合わせて約330本のサクラを楽しむことができます。

市の観光協会によりますと、14日に咲き始めてから一気に開花が進み、17日にも満開になる見込みです。16日も県内外から訪れた人たちが、春を告げる可憐なサクラを目に焼き付けていました。

公園を訪れた人は
「すごく綺麗です。毎年来て見ている。ちょうど満開で、すごいね。あまり暑くなくてちょうどいい」

日本人女性とドイツ人親子
「ドイツから来ました」
「日本はとても美しくていいところ」
「きのう帰ってきたばかりで、ちょうどいい時に帰ってきたなと思います」

園内ではサクラの開花に合わせて、夜のライトアップが始まっています。16日はあいにくの天気となりましたが、歩いているだけでサクラの花のいい香りに包まれます。

猿賀公園では、4月20日~5月6日まで「平川さくらまつり」が開かれます。まつりの前半は満開を迎えたソメイヨシノが楽しめ、後半は遅咲きのヤエザクラなどを楽しむことができるということです。

猿賀公園のライトアップは、日没の午後5時半頃~午後9時まで行われています。陽が落ちた、夜の時間は少し肌寒く感じますので、お出かけの際は何か羽織る物を1枚持って夜桜をお楽しみ下さい。

猿賀公園には2つの池があり、もう一つの見晴ヶ池では、日中、ボートに乗りながら水上からのサクラを楽しむことも出来ます。

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