福井県にある敦賀原子力発電所の2号機の再稼働をめぐり、原子力規制委員会は、敷地内にある断層が原子炉の真下につながっているかなど結論を出すためにきょうから現地調査を行っています。

敦賀原発2号機の再稼働の審査をめぐっては、▼敷地内にある「K断層」と呼ばれる断層が活断層であるか、活断層であった場合は、▼「K断層」が原子炉の真下を通る断層とつながっているかが、審査の焦点となっています。

事業者の日本原子力発電側は、「『K断層』は活断層ではなく、原子炉の真下の断層にもつながっていない」と主張しています。

一方、規制委員会は、「活断層か否定できない」という考えを示しています。

活断層が原子炉真下につながっていると判断されたら、規制委員会は初めて再稼働を「不許可」とする可能性があり、今回の現地調査の結果を踏まえ、来月末までに結論が出される見通しです。

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