大分県のくじゅう連山に単独で登っていた81歳の男性が、下山中に道に迷い、遭難しました。警察や消防が、およそ2時間30分後に無事発見して保護し、男性にけがはありませんでした。

警察によりますと、5日、午後10時過ぎ、くじゅう連山の平治岳に単独で登り、下山していた81歳の男性から「下山中、道に迷った」と110番通報がありました。

男性は5日の午前5時頃、大分市の自宅を出て、くじゅう連山の平治岳に登りました。夕方、下山途中で登山道で迷ったことを携帯電話で家族に伝えたあと、一旦、頂上のほうに引き返し、再び下山していました。

そして、午後8時頃、くじゅう連山にある、法華院山荘に宿泊の連絡を入れて向かっていましたが、道に迷ったため、午後10時過ぎ110番通報したものです。

110番通報時に携帯電話のGPS機能で、おおよその男性の位置が確認されていて、警察と消防から12人が救助に向かい、通報からおよそ2時間30分後の6日、午前0時38分、登山道付近で本人を無事発見、保護しました。

男性にけがはないということです。

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