松本市や関東周辺の山あいで相次いだ強盗事件に関連した捜査で逮捕されたベトナム人の男2人が、栃木県の強盗事件の被害者のキャッシュカードを使って現金40万円を引きだしたとして5日午前、再逮捕されました。

盗みの疑いで再逮捕されたのは、いずれもベトナム国籍で、群馬県藤岡市の自称内装工 ホアン・フー・ホア容疑者25歳と、群馬県太田市の無職 マイ・ヴァン・シー容疑者23歳です。

調べによりますと2人は、栃木県日光市で起きた強盗事件から1時間半から2時間半後の4月30日の午前2時半ごろ、群馬県伊勢崎市内のコンビニエンスストアで、被害者の男性のキャッシュカードを使って、2回にわたって現金合わせて40万円を引き出した疑いがもたれています。

2人は今年4月から5月にかけて、長野県松本市など4県の山あいで起きた強盗事件に関与したとみられていて、これまでにホアン容疑者は窃盗未遂の疑いで、マイ容疑者は不法残留の疑いで、逮捕されていました。

いずれも容疑を否認しているということです。

警察は、2人が群馬県を拠点に、各地の強盗事件に関与したとみて調べています。

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