4日、マッチングアプリを通じて知り合った福島市の女性に対し、「入院費を貸してほしい」などとうそのメッセージを送信し、およそ25万円をだまし取ったとして、山口市の34歳の男が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、山口県山口市の会社員、中村英樹容疑者(34)です。警察によりますと、中村容疑者は去年12月8日から15日までの間、マッチングアプリを通じて知り合った福島市に住む20代の女性に対し、「財布を無くしたのでお金を貸してほしい」「入院していて会いにいけない」「入院費を貸してほしい」などとうそのメッセージを送信し、女性に複数回にわたって現金を振り込ませ、あわせておよそ25万円をだまし取った疑いが持たれています。

現金を振り込むたびに次第に金額が大きくなったため、不審に思った女性が警察に被害届を出し、中村容疑者の犯行が明らかになりました。

女性は、マッチングアプリを通じて、中村容疑者と知り合いましたが、一度も会ったことがなく、アプリ上でやりとりをしていたということです。

中村容疑者は警察の調べに対し、容疑を認めているということです。

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