大阪府警は交通違反の反則金の仮納付書を破ったとして公文書毀棄容疑で逮捕した男性について、仮納付書が公文書に当らないとして誤認逮捕だったと発表しました。

 大阪府警によりますと4日午後、摂津市の路上で交通違反の取り締まりをしていた30代と40代の男性巡査部長2人が、禁止区間で車線変更をしたトラックに停車を求めました。

 トラックを運転していた男性は求めに応じましたが、その後、手渡された交通違反の反則金の仮納付書を破り捨てたということです。

 男性巡査部長2人は公文書毀棄容疑にあたると判断して男性を現行犯逮捕し、警察署へ連れて行きましたが、警察署の幹部が仮納付書が公文書にあたらず誤認逮捕だと気付き、男性に謝罪したうえで釈放したということです。

 大阪府警は誤認逮捕について「男性巡査部長2人の法律の不知に尽きる」としています。

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