大分市にある大分舞鶴高校で、数十年に1度咲くと言われる南米原産の花「リュウゼツラン」がつぼみを膨らませ、生徒たちが開花の時を待っています。

(吉田アナ)「学校のグランドのすぐ横に、ネットで囲われた「リュウゼツラン」の茎が天高く伸びています」

高さおよそ6メートルある南米原産のリュウゼツラン。数十年に1度薄い黄色の花を咲かせ、その一生を終えるため、「幻の花」とも呼ばれています。

大分舞鶴高校では1951年に創立記念としてリュウゼツランを植栽。株分けを重ねて今、3代目の花が濃い緑色のつぼみを膨らませています。なかなか立ち会うことのできない瞬間を一目見ようと、校内には開花を待ちわびる生徒たちの姿がありました。

(生徒)「きょう初めて見て、こんなすごい花が学校にあるんだなってびっくりしました」「また咲いたら見てみたです」「花のように伸びて最後は受験で花を咲かせていけたらと思います」

学校によりますと、リュウゼツランは早ければ今週末から来週にかけて開花するのではないかということです。

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