県内各地の消防隊員らが救助などの技術を競う大会が日置市の県消防学校で行われました。

大会は、災害に備えて救助技術の向上を図ろうと毎年、行われているもので、県内20の消防本部から選ばれた延べ335人の隊員が出場しました。

障害を突破する競技など8種目で競われ、このうち、建物の間に水平に張られた20メートルのロープを往復する「ロープブリッジ渡過」には、10人が出場しました。

隊員の家族らが見守る中、熱戦が繰り広げられ、指宿南九州消防組合の前床勇太消防士長が17秒29というタイムで優勝し、全国大会への切符を手にしました。

(指宿南九州消防組合 前床勇太消防士長)
「この競技を10年近くやってきたのでやっと自分の成果を発揮できたと報われた気持ちでいっぱい」

各競技の上位入賞者は、7月の九州大会、8月の全国大会に出場します。

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