3日夜、那覇空港に着陸するため高度を落としていた民間航空機に、レーザー光線が照射されたとみられることが分かりました。

航空機や乗員に被害はなく予定通り着陸しましたが、光線が乗務員の視界を妨げた場合、航空機の安全運航に支障が出る恐れがあり、警察が航空危険行為処罰法違反などにあたる可能性もあるとみて当時の状況を調べています。

警察などによりますと3日の午後8時45分ごろ、「民間航空機がレーザー照射を受けた」と那覇空港事務所から通報がありました。レーザー照射を受けた機種と同型機(De Havilland DHC-8-400 Cargo Combi)

レーザー光線を照射されたのは、宮古発・那覇行きの琉球エアーコミューター804便で、糸満市の喜屋武岬付近の海上を飛行していたところ、副操縦士が緑色の光に気付いたということです。その後804便は予定通り着陸しました。

他の便へのレーザー照射は確認されておらず、警察が威力業務妨害罪や航空危険行為処罰法違反を視野に捜査しています。

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