5月28日に岩手県内で初めて家畜の豚熱が確認された養豚場では防疫措置が続いていて、2日夜の時点で対象の40%に当たる豚7145頭の殺処分が終了しています。

洋野町の養豚場で豚熱が確認され、県は5月28日夜からこの養豚場の豚1万7500頭を殺処分する防疫措置を進めています。県によりますと、6月2日午後7時現在、全体の約40%に当たる7145頭の殺処分が終了していて、県建設業協会の協力を得て殺処分豚の埋却作業が行われています。県職員延べ914人が作業に従事し、県外からの応援獣医師も動員されているということです。
県内では全ての養豚場が豚熱のワクチン接種を行っていることから他の養豚場の移動や出荷の制限は行われておらず、これまでに県内の他の養豚場で死亡豚の増加などの異常は確認されていません。
(写真は岩手県提供)

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