けさ、石川県能登地方で最大震度5強を観測する地震があり、能登半島地震の被災地ではけが人や建物に新たな被害が出ました。

震度5強を観測した輪島市では、元日の地震で被害を受けた建物がさらに倒壊する被害が5棟確認されています。

こちらの家は全壊の判定を受け、住人が4月に公費解体を申請していました。現在は隣の納屋で生活していたため、住人にけがはありませんでした。

倒壊した家に住む中谷博之さん
「きのうまでは一応立っていた。その前からくの字に曲がっていて、窓がずれたり木の柱が出たりしていたから間違いなく崩れるなと、解体前に。きょうでとどめを刺されたみたいな感じ」

また、能登町の内浦総合支所では、玄関付近の天井が抜け落ちました。津幡町では60代女性が緊急地震速報に驚いて、ベッドから下りる際に右太ももを骨折するけがをしました。

県や各市、町が被害状況を確認しています。

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