経済的な不安を取り除き、子どもに必要な医療を受けてもらうための子ども医療費助成制度について、宮城県内の医療関係団体が、制度の拡充を求める要望書を仙台市に提出しました。

要望書を提出したのは、医療や福祉など県内6つの団体でつくる「子ども医療ネットワークみやぎ」のメンバーです。現在、県内の子どもの医療費助成について、ほとんどの市町村が18歳まで医療費を無償化していますが、仙台市と白石市は15歳までとしています。ただ、白石市は来年度、対象を18歳まで引き上げます。

要望書では、県の合計特殊出生率が全国で2番目に低いことを挙げ、仙台市に対し、助成対象の年齢の引き上げや初診時の一部自己負担の撤廃などを求めています。

子ども医療ネットワークみやぎ 岩倉政城代表:
「18歳までのどんな子どもたちでも医療費が無料になる、安心して子育てできる社会を作っていくことが目指される」

仙台市は、「重要な施策であり、引き続き検討していきたい」などと回答しました。

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