大雨のシーズンに備えて大分市で水難事故や土砂災害を想定した訓練が実施されました。

大分市横瀬の河川敷で行われた2日の訓練には、大分市南消防署と消防団から88人が参加。線状降水帯の影響で災害が発生した想定で行われました。隊員らは増水した川に流された人に浮き具を投げて救助したあと、ボートに乗り込んで行方不明者の捜索にあたりました。このほか土砂崩れで家屋に取り残された人を助け出す訓練も行われ、救助の手順を確認しました。

(大分市南消防署・平岡大輔副署長)「100年に一度と言われるような災害が全国、大分市内でも起きる可能性がある。何よりも早めの避難が大事になってくる。訓練をやることによっていざという時にしっかり対応していきたい」

大分市南消防署では3日も同様の訓練を行う予定で、職員の技術向上を図りたいとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。