先月13日から1日までの間、佐賀県に住む男性(60代)が、マッチングアプリで知り合った女性から、ネットショップの運営を持ちかけられ、商品の仕入代金として3660万円を騙し取られました。

警察によりますと、男性は今年4月中旬頃、マッチングアプリで、自称シンガポール出身の日本人女性と知り合いました。

その後SNSを通じてやりとりをする中で、「お客様の注文をメーカーに送り、メーカーからお客様に出荷するだけです。毎日安定した収入があります」とネットショップの運営を持ちかけられました。

男性は指定されたサイト内にアカウントを作成し、商品の販売を開始。

先月13日から今月1日までの間、商品の仕入代金として19回に渡り、あわせて3660万円をだまし取られました。

男性が得た利益を出金しようとしたところ、約1500万円の保証金を請求されたため、不審に思い警察に相談したことで事件が発覚しました。

警察は、SNSで副業や投資などの話を持ちかけ、現金をだましとる手口の詐欺が相次いでいることから、「会ったこともない相手からのお金の要求や儲け話は詐欺を疑ってほしい」と注意を呼びかけています。

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