福岡市城南区に住む大工の男性(68)がSNSで持ちかけられた投資話を信用して、960万円以上をだまし取られました。
警察によりますと、男性は今年4月下旬、SNSに表示された有名人を指南役とする金や石油などの投資に関する広告にアクセスし、別のSNSのトークグループに参加しました。
男性は、トークグループ内でやりとりされている投資話を信じ、トークグループの一員である、女性名義の人物の指示を受け、今年4月27日から先月12日までの間、5回にわたって計750万円を指定された口座に振り込みました。
その後トークグループ内で、男性が投資した金が「約2000万円に増えた」と教えられ、出金しようとしたところ、手数料として210万円あまりを要求されて振り込み、あわせて960万円あまりをだまし取られました。
その後、投資した金が出金されないまま、さらに税金として200万円近くを要求されたため、不審に思った男性が家族に相談し、事件が発覚しました。
警察はSNSを通じた投資に関する詐欺の被害が相次いでいることから、「面識のない人からお金の話が出たら詐欺を疑ってほしい」などと注意を呼びかけています。
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